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先日の形成外科学会で「肝斑」のシンポジウムがありました。

この分野でご活躍の諸先生のご発表を興味深く拝聴しました。

シミの治療は、レーザー機器の発展に伴って大変な進歩を遂げました。

ところがこの「肝斑」についてはその原因がいまだにはっきりしない部分があり、皮膚科や形成外科の先生の頭を悩ます疾患の一つとなっています。

そんな中でこの「肝斑」に効くレーザーということで登場したのが「レーザートーニング」だったのです。

それまで「肝斑」にはレーザー治療は「禁忌」とされ、内服薬や塗り薬しか有効なものはないとされていました。

私自身、過去13年間のあいだ肝斑を含めたしみの治療を大学病院と自分のクリニックでおこなってきましたが、「肝斑」の治療の難しさは痛感してきました。

そんななかで「レーザートーニング」という治療に出会ったことは、肝斑を含めたシミ治療の考え方が180度変わったきっかけになったといっても言い過ぎではないというのが私の正直な思いです。

ただし、レーザートーニング治療によって肝斑がなおってしまうという誤解が患者さんだけでなく一部の医師の間にもあることが、時に悲劇を生むことになるようです。

もちろん患者さんに罪があるわけでなく、ひとえに勉強不足の医師に責任があると思います。

レーザー治療を含めた器械による治療はもともと安定した結果を出しやすい治療ですが、肝斑がベースにある患者さんにレーザートーニングを照射する場合はそれなりの知識と観察眼が必要となります。

レーザートーニングの治療は、肝斑という病態を治すのではなく、肝斑がベースにある患者さんでも安全に照射できる可能性が高い治療である、と考えるべきで、レーザーそのものはメラニン色素とメラニン産生細胞に作用するだけであるという原則を忘れないことが重要です。

最近の円安と株高現象を見ているとおもしろいことに気づきます。

つくづく経済は、人間の心理に左右されるところが大きいと感じるからです。

実体経済という言葉はあるにはありますが、景気というのは実体経済以上に人間の心理で動かされる部分が大きいようです。

円安が新聞の一面をにぎわせているようですが、ほんの4~5年前(2008~2009年ごろ)は1ドル100円ぐらいでその時にこの水準を円安という人はいませんでした。

ここのところの極端な円高(去年の2月ごろが76円ぐらい)のあとに急激に円安方向に為替が動いたので円安になっているように感じるのだと思います。

美容外科の手術を受けられた患者さんの術後の心理にも、とても似たような現象が見られます。

たとえば隆鼻術を受けられた患者さんは、しばらくすると「術前とあまり変わってないように感じる」ということをおっしゃいます。

そこで術前の写真と今の写真をパソコン上でお見せするとびっくりされて「こんなに変わっているとは思わなかった」と感想をもらします。

人間の心理には二つの重要なキーワードがあるようです。

それは「慣れ」と「変化」です。

「慣れ」は変化が少ないとその変化に気づきにくいという心理で、「変化」はそれが急激であればあるほど実際よりも変化量を大きく感じてしまう心理です。

手術の変化は急激なことが多いので術直後は「変わりすぎた」と感じる(過大評価)ことが多いようです。

逆に少しずつ時間をかけて結果が出るような施術には、結果が分かりにくい(過小評価)という感想を抱きがちです。

実体(実際の変化)と心理(結果の評価)は必ずしも一致しないという現象は、美容外科では日常茶飯事の出来事のようです。

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今回はレーザーをつかっての部分痩身です。

会員ページで詳しく説明させていただいていますのでご覧ください。

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3日から今日までの3日間形成外科学会に参加してきました。

自身の発表が初日でしたので、残りの日程はゆっくり発表を聴いたり、ポスター展示や器械展示をみてまわることができました。

そしてなんといっても、知り合いのドクターとの情報交換を堪能しました。

それにしても手術を中心にした美容外科のセッションの少ないこと・・世の流れとはいえ考えさせられます。

逆にノンサージャリーの美容外科(外科といっていいのか?)のセッションの盛況ぶりは対照的でした。

その中でも小じわ目的のレーザーには将来的な可能性を感じました。

まだまだこの分野には発展の余地がありそうです。

 

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