問合せ

電話
1234

今日久しぶりに新幹線で東京にいきました。

途中「富士山」の写真をとることができました。

この時期にしては雪が少ないですね。東京も春の陽気でした。

それにしても東京の人の多さにはあらためて驚きました。

最近、切開重瞼術の問い合わせが多くなっています。とくに年明けてから多いような気がします。

もともと去年1年間で埋没法より切開の手術件数が多かったので偏りは感じていましたが、今月は埋没法の倍以上の件数の切開手術相談がありました。

切開希望の患者さんでそれが最初の二重手術であれば埋没法をおすすめすることもありますが、埋没法がすでに2回目3回目になるとなかなか埋没法で対処できないこともあり切開法を考慮しなければならないこともあります。

さらに切開重瞼の術後の再切開相談になると手術法の選択がきわめて難しくなります。

切開重瞼の根本的なやり直し手術の場合は、再切開と挙筋腱膜の操作が必須になります。

たとえば明らかな左右差、術後眼瞼下垂、異常に幅の広い重瞼ライン、3重瞼、皮膚の癒着などです。

逆に切開重瞼の術後のわずかな修正に再切開をするときはよくよく考えないといけません。

他人にはわからないが自分だけが気になるわずかな左右差や、ラインはきれいにそろっているけれど気に入らないから変更したい、などです。

こういった修正に切開をすると逆によかったものまで悪くなることがあります。そうなるといわゆる「修正地獄」になってしまいます。

そういうケースでは(正論ではないかもしれませんが)埋没法に助けてもらうこともあります。切開法に比べて圧倒的に侵襲が少なくて確実にライン変更できる(できない場合もありますが)方法はほかにありません。

「埋没法」も「使いよう」だと思います。

1月もあと2日。今年の1月は去年よりちょっと忙しかったように感じます。

今年は例年より暖かく、梅の開花も早くなるらしいです。近所の梅の木のつぼみもちょっと膨らんできたように見えます。

来月は時間があれば車で岡山の後楽園に梅を見に行こうと計画しています。片道5~6時間ぐらいでしょうか。

花粉も2~3日前から飛んでいるようです。鼻がむずむずします。花粉症の季節がやってきました。これさえなければ春は待ち遠しいのですが・・。

アレジオンが手放せなくなります。

胃腸かぜもはやっているようです。みなさんくれぐれも体調には気をつけて1月2月を乗り切りましょう。

根強い人気のたるみ治療器「サーマクールNXT」がさらにバージョンアップしました。

最新たるみ治療器「サーマクールCPT」はバイブレーション機能を備え、従来の施術時の痛みを大幅に軽減することができました。チップは600発です。

今年の1月に導入、現在先着6名様にキャンペーン価格でご提供します。

詳しくはHPの新着情報をご覧ください。八事石坂クリニックのHPはこちら

症例写真集を更新しました。挙筋腱膜の固定をした全切開による重瞼術と隔膜前脂肪切除の症例です。モニターにご協力ありがとうございました。症例写真はこちら

地味な「瘢痕」の話の続きです・・・。

前々回、瘢痕のコントロールについて書きました。

コントロールする話の前に、通常、瘢痕はどれぐらい、そしてどのようにできるのかについて考えましょう。

地味なお話が続きますが、ここが大事です。

手術すると人間の体はすぐに損傷(手術も立派な損傷です)を修復するメカニズムが働きだします。

顔であれば、1週間ですでに瘢痕はできつつあります。瘢痕は接着剤、といいました。糸を抜いても傷は簡単に開かなくなります。

その後3~6ヶ月はどんどん瘢痕が増えていってその後に徐々に吸収されていきます。

吸収されていく、というところが普通の接着剤と違って人間の体の素晴らしいところです。我々美容外科医もこれにずいぶん助けられているわけです。

どれぐらいかかって吸収されていくか、というと1年とも2年ともいわれますが、傷の状態がよければよいほど早く吸収されます。

手術でできた傷は比較的状態がいいので、けがの傷よりも早くきれいに治っていきますが、手術でできた瘢痕の量が多いといつまでたっても減っていきません。

傷を触るといつまでも堅いとか、つっぱるとか、癒着しているという状態は、すべて瘢痕の仕業です。

こういった状態の傷をもう一度切開すると、中はあたり一面「瘢痕」だらけです。

受けた手術の回数が多ければ多いほど瘢痕も増えていって組織なのか瘢痕なのかほとんど分からない、といったことも少なくありません。

どんな手術のときに瘢痕が増えるかは、次回にお話しします。

ここ1カ月ほど、文章ばかりのブログになり読むのも少々お疲れと思い今日はビデオにしました。

眼瞼下垂の手術の一部です。眼窩脂肪から挙筋腱膜を同定していく過程です。

primary(初回手術)の患者さんですので、非常にきれいに腱膜が確認できています。

ビデオ内容解説

1分15秒から2分のあたりが、瞼の目がしら側の腱膜の同定です。幾重にも腱膜を切っていくところが確認できると思います。

2分31秒あたりからは瞼の目じり側の腱膜の同定です。内側に比べると非常にあっさりしています。

2分51秒あたりで腱膜全体が見渡せます。

3分15秒あたりで助手が内側の腱膜をけん引します。

3分35秒あたりでデマル鈎で眼窩脂肪をよけてその奥にわずかに眼瞼挙筋が透けて見えます。

引き続き地味な瘢痕のお話。

美容外科の手術についてもっと深く知りたい、という人は、ばらばらな知識をネットで一生懸命探すよりも基本的な考え方を身につけたほうがはるかに効率がいいです。

そういう面では瘢痕の考え方は、基本中の基本になります。

美容外科医でも、この考え方をしっかり持っている医者は基本がわかっているので手術に対する姿勢もちがうし、応用がきくので何かあっても大きな間違いを起こさないものです。

まず瘢痕がいったいどのようなものなのか。基礎医学的なアプローチまでは必要ないとして、美容外科医が最低限持っている知識に基づいてお話します。

簡単に言ってしまうと瘢痕は接着剤のようなものです。

プラモデルの話で恐縮ですが、プラモデルを上手に作る人はこの接着剤を必要最小限に使ってしっかり組み上げることができます。少なすぎてはしっかり組みあがらないのでしばらくすると壊れてしまいます。多すぎると接合部分からはみ出して醜くなりますし、本来動かなくてはいけない部分まで動かなくなります。

これと同じように、生体接着材である瘢痕は手術の結果に大きく影響します。これが少ないと結果が安定しません。多すぎると醜くいろいろな不具合が生じます。

前回の記事に述べましたが、美容外科の手術には瘢痕の量のコントロールがいかに大切かということが少しわかっていただけたと思います。

患者さんがなかなか理解しにくいものに「瘢痕(ハンコン)」があります。

わかりやすくいえば「傷跡」のことですが、患者さんが目にする「傷跡」は「瘢痕」のごく一部です。

手術をすると傷の奥にも瘢痕がびっしりできます。

形成外科は創傷治癒を扱う科です。創傷治癒とは人間の体に備わっている、傷ができるとそれをただちに治していくプロセスのことをいいます。実に巧妙に無駄なくこの過程が進んでいきます。

その創傷治癒の過程で主役をなすものが瘢痕です。瘢痕は悪者ばかりとは限りません。それどころかこれを上手にコントロールすることで患者さんに大きな利益をもたらすこともできます

たとえば切開式重瞼術は巧みにこの瘢痕形成を利用して皮膚の折れ返りを作っています。もし瘢痕ができなければ二重の折れ返りができないといえます。

ただ瘢痕が暴れだすと厄介です。増殖が止められないとその結果が「ケロイド」です。またこの瘢痕は縮まろうとする性質を持っていますのでそれが暴走すると豊胸術後の「カプセル拘縮」になったりします。

したがって我々形成外科医・美容外科医は常にこの瘢痕を意識して仕事をしています。

患者さんに術後検診をお願いするのも、じつはこの瘢痕の経過を見ていることが多いのです。

手術の経過はこの瘢痕のでき方でほとんど左右されてしまうといっても過言ではありません。

患者さんにとって地味でなかなか表舞台に出ることのない「瘢痕」ですが、これが理解できると今までわからなかったことも納得できるようになります。

修正手術にもいろいろなケースがあります。

目に限って言えば、左右差、目の形、重瞼ラインの不正などです。

誰が見てもおかしい、といったケースでは修正を考えなくてはいけませんが、患者さんの訴えが微妙な時は、術者は修正するタイミング、修正の方法をよくよく考えないととんでもないことになります。

以前から書いていますが、修正手術というのはハンコンのコントロールが不可欠です。

手術中、皮膚を切ってみたら傷の中は一面ハンコンで、その結果術者が狙っている層に入れなかったり、知らない間に違う層に入っていたり重要なものを切除していたり、ということもありうるわけです。

一般的に手術にはマイナス面とプラス面が必ずあります。手術の成果はこのプラス・マイナスを合わせた結果のプラスが大きければ大きいほど「いい手術」になるわけです。

修正手術には通常のマイナス面にさらに「ハンコンによるマイナスアルファ」が常に加わっています。したがって手術によるプラス面が相当大きくないといい手術とはいえません。

修正を考えている患者さんにはこの「マイナスアルファ」がなかなか見えなくて、修正手術を重ねてしまって悲劇が起きるようです。

修正手術には最初の手術よりもより一層の慎重な姿勢が必要なのは、術者も患者さんも同じです。

カウンセリングのお申し込み


先頭へ