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院長ブログ

学会発表や依頼原稿がくるたびに、ありがたいことと思いながらも断りたいという気持ちもあります。

最近では、実際に断ることもあります・・・。

発表する以上は手抜きはしたくないし、そうかといってすぐに新しいアイディアが簡単に浮かぶわけでもないし、苦労した末のアイディアをそう簡単に披露していいものかと思うこともあります。

それでも発表せずにやり過ごすことができない気持ちが勝ることが多くて、結局依頼を受けることになるのですが・・・。

そんな時に思うのが、自分ではそれほど意識しないのですが、多くの人が考えることと自分のそれとの「隔たり」です。

学生時代かそれよりももっと若い時からかもしれませんが、かなり変わった考え方をしてきているようです。

年齢とともにそれがひどくなったというよりは、「年の功」によって少し自覚が出てきたせいかもしれませんが、とにかく最近それを意識するようになってきました。

それは、「いいこと」とか「悪いこと」というものではないのでしょうが、ちょっと窮屈さみたいなものを感じることもあります。

そんな時に、このフレーズを聞くと少し楽になるというかほっとした気持ちになります。

Here’s to the crazy ones. The misfits. The rebels. The troublemakers. The round pegs in the square hole. The ones who see things differently. They’re not fond of rules. And they have no respect for the status quo. You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them. About the only thing you can’t do is ignore them. Because they change things. They push the human race forward. And while some may see them as the crazy ones, we see genius. Because the people who are crazy enough to think they can change the world are the ones who do.

カウンセリングの時に、熱心に意見を求めて来院される患者さんにできるだけ失礼のないように気を付けてお話をするようにしているつもりなのですが、ひょっとすると意にそぐわない話をしてしまって知らない間に不愉快な思いをさせてしまっていたら、どうかお許しください。

そんな時は、へっぽこ医者のたわごとと思って、どうか気を直して善良なほかの美容外科医の意見も参考になさってください。

6月から7月にかけてセミナーと学会がかさなりさらに秋の学会の演題募集が今月中だったりと、気持ち的にはあまり落ち着かない月になりそうです。

以前は、博士論文を提出して医学博士号を取得することが、医師として一つの目標でした。

今は、専門医を取ることのほうが重要とされる風潮がありますので、博士号にこだわる若い医師は少なくなりました。

私が30代(1990年代)のころは、ちょうどその過渡期にあたっていたため、博士号も専門医も両方とった医師が多く私もその例外ではありません。

前回の記事にも書きましたが、博士号の論文を作成するためには、日頃の診療の傍らでその準備をすることになり、それははかなり大変な作業になるため、出来上がるまでに数年かかるのが普通です。

論文の内容の真偽は、その結果がだれが行ったとしても同じ結果が出て(普遍性)、なおかつ何回でも同じ結果が出る(再現性)ことで証明されます。

過去に、私の博士論文のきっかけになった外国の論文の内容を日本で再現できないため、わざわざその人のラボ(オランダ)まで渡航し実際に現場を見せてもらった、という経験があります。

結局、再現するには論文に書かれていない、ちょっとした工夫が必要だったということがわかり、帰国してからはその後の自身の研究も順調にはかどった、という経緯があります。

いずれにしても世界のなかでまだ誰も発表したことのない研究内容を思いつき、科学的に実証し、それを論文にし、世界的な雑誌に掲載されるまでにはとても困難な長い道のりが必要です。

続き

手術後に、術前の説明が足らなかったと後悔しないためにはどうしたらいいでしょうか。

結論からいえば、美容医療において「術前カウンセリング」と「術前説明」は別のものと考えましょう。

患者さんは、まずクリニックに訪れ、医師に相談しその解決法を知りたい、と考えます。

医師と患者さんの話し合いの中で、色々な解決法から選択が行われますが、その中には手術が最適かもしれないし、場合によっては患者さんが考えていた解決法が適切ではなく別の解決法のほうがいい、ということもあるでしょう。そこにはすでに決められた手術があらかじめ用意されているわけではありません。

それが本来の意味での「術前カウンセリング」です。

他の科でいえば、「診断」がそれに近いかもしれませんね・・・その「診断」にも言えることですが、的確なカウンセリングには医師の高度な知識や経験が必要です。

またそこには医師の思い込みや私意が入り込んではいけません。

結果的に一人ひとり全く違う患者さんに同じ説明がなされることは100%ありません。

おそらく患者さんは「このようなこと」を意識せずに医師に期待していますが、医師にとって本当の意味での術前カウンセリングをすることはなかなか大変な作業です。

ところが多くの美容クリニックで行われているのは「カウンセリング」ではなく、「術前説明」から始まります。

「カウンセリング」と「術前説明」は、似て非なるものです。

わかりやすくいえば、インフルエンザかもしれない、と病院にいって、いきなり医師から「タミフル」の服用説明をされて、家に帰り薬を飲んだけれど一向に治らない、慌てて別の病院にいく、ということが、美容の世界では普通に行われているわけです。

こうなってしまった最大の元凶の一つには、「無料カウンセリング」があると考えています。

医師と患者さんの間で行われるもっとも重要な「医療行為」が、「無料」であるはずがありません。

クリニック側にとって、前回触れましたが、無料カウンセリングは手術に結びつかなければ価値のないものですから(極端にいえば手術に結びつかないカウンセリングなど無駄話以下です)、その話の内容は手術を行うことが前提になっていて、結局「術前説明」になるわけです。

患者さんは、今聞いた話が、「カウンセリング」なのか「術前説明」なのか、をはっきり自覚することが大事です。

本当のカウンセリングを求めるのであれば、無料カウンセリングは意味がないことに気付きます。

さらに有料カウンセリングでも、治療法の説明で終始するカウンセリングは、「術前説明」と思って話を聞いたほうが無難です。

会員の皆様に新春キャンペーンの先行お知らせです。

会員サイトからご確認ください。

内容は新しい治療が大変お得な価格で受けられるものです。まだ会員登録されていない方はこの機会にぜひ登録をお願いします。

今回のキャンペーンの一部は、後日非会員様にもお知らせいたします。

来週早々にも、ご自宅のほうにダイレクトメールでご案内させていただきます。

よろしくお願いします。

今年も先日の学会で日本美容外科学会統一問題のシンポがありました。

今年の様子からは、率直に申し上げて、この問題は進展するどころか後退しているといえそうな状況でした。

以前からこの問題の解決には相当な壁が何重にもある、と思っていたのですが、現実的には想像よりはるかに解決困難な問題があるようです。

形成外科医を中心としたJSAPSとそれ以外の医師を中心にしたJSAS。

それぞれあまりに立場の違う美容外科医師たちが集まっている二つの集団がお互いに知恵を出し合って合意を得ることができるかどうかは、将来わが身に直接降りかかってくる問題とはいえ、なかなか興味深く考えさせられます。

たとえて言うなら、この二つの学会は幕末の薩長同盟前の長州藩と薩摩藩のようなものだと思うのです。

役者はそろっているのですが、ただひとり足りないのが坂本竜馬のようです。

実際の坂本竜馬がそれほどの人物だったかどうか、真偽のほどは別にして、人物として語られている「坂本竜馬」が今の美容外科医療業界には見当たりません。

学会の重鎮の先生方は、匙を投げたも同然のように「この問題を次の若い世代に任せたい」といって締めくくられました。

「次の若い世代」・・・って、もしかして我々50代世代のこと?

残念ながら、自分の周りを見渡しても「坂本竜馬」は今のところいないようですが(私を含めて)、そこはそれ、21世紀はなにも坂本竜馬のような一人の人物の登場を待たなくても解決方法はあるのではないか、というのが私の意見です。

真の実力と患者さんからの信頼をかね備えた美容外科医だけが生き残れる、それを客観的に評価できる制度があれば後はなにもいらないと考えます。

したがってそういった新しい美容外科医集団が出来上がればいいのだと思うのですが、制度上どこかの基本診療科のサブスペシャリティとならなければ存続できないというところに困難があります。

今月も会員限定のキャンペーンを行います。

美肌コースを新規に考えておられる方、または近々コースの継続をお考えの方、是非会員登録をして会員サイトをご覧ください。

会員登録はこちら

ハワイの解剖セミナーから帰国して1週間が経ちました。

帰国当初は、なんとなくからだの調子がいまいちでしたが、今週に入ってからは普段のペースを取り戻しています。

今回名古屋から一緒に参加した愛知医大のK先生も、帰国してから体調を崩されたようです。

ハワイというとどうしても服装が軽装になりますが、新鮮死体を扱うので部屋は冷房が最強で、一日中解剖室に缶詰状態ですからかなり体が冷えたのが体調不良の原因のようです。

解剖実習そのものは、内容が充実していて、普段から気になっている部分にもメスを入れることができ有意義な実習であったといえます。

話しは変わりますが、今週で9月も終わり我が八事石坂クリニックも開業していから丸4年経ったことになります。

開業当初には考えもしなかったことを、この4年間にいろいろ経験しました。

今年に入ってクリニック全体が少しずつ落ち着いてきていますが、相変わらず一喜一憂の毎日です。

うちのクリニックを選んでいただいた患者様に満足していただけるようにスタッフ一同ともども努力してまいりますのでよろしくお願いします。

 

早いもので8月もあと1日となりました。

8月に当クリニックでは初めての会員限定キャンペーンを行いましたが、好評のうちに終了となりました。

9月も大変お得な会員限定キャンペーンをおこないます。今回のキャンペーンは「サーマクール」です。

この機会にぜひ会員登録をお願いします。

会員登録は、当クリニックに受診経験のあるかたであればどなたでも登録できます。

会員登録はこちらから。

 

 

会員様限定でキャンペーンを行う予定です。

美肌レーザーの照射をお考えの方には朗報です。

8月からの実施になりますので、それまでに会員登録をおすませください。

会員登録はこちらから。

 

世の中は、昨日あたりから本格的なゴールデンウィークの休みが始まっているようです。

今月の手術でとても教訓的だった鼻の修正手術を3例ほど経験しましたので報告します。

1例目は、鼻の手術(隆鼻と鼻中隔延長)をご希望の患者さんで、既往歴として半年ほど前に某美容外科クリニックで、正体不明の注入物を鼻にうけてその後から鼻の皮膚にかさぶたができ炎症をおこしたエピソードがありました。しかしそこのクリニックでは術後の検診はなかったそうです。

嫌な予感がしましたが、現在は皮膚の状態が安定しているように見えたので、何回かのカウンセリングでリスク等十分説明した後に、手術をおひきうけました。

手術が衝撃的だったのは、皮膚切開をしたときからでした。

通常鼻の手術の場合は、手術中、術者が嫌になるぐらい出血するものです。

ところがその患者さんの場合、鼻先、鼻筋と皮膚剥離をすすめていってもほとんど出血しなかったのです。

そのために手術はとてもスムースに行うことができるのですが、形成外科がわかっている美容外科医ならここで顔面蒼白になるはずです。

そうです、前回の注入によって鼻背の動脈が閉塞していたにちがいありません。

おそらく右の動脈は完全閉塞だったのでしょう、そういわれると術前に右の鼻尖部分にわずかな皮膚委縮と変色がみられていました。

術中何度も何度も創からの出血を確認したのですが、ほとんど出血ゼロ、麻酔薬に止血剤が入っているとはいえ、これほど効いてしまうことは普通ではありえません。

早々に予定の手術を終え、術直後の鼻の皮膚の色を暫く観察していたのですが、少しピンク色かな?という程度までしか回復しません。

結局、翌日検診のときには血行は回復していましたが、それまで久々に生きた心地がしませんでした。

きっと注入後の動脈閉そく後、半年間で側副血行ができていたから回復できたのだと思います。

注入物恐るべし、です。

あとの2例は、次回にでもお話しします。

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