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今回はちょっと愚痴になるかもしれません。

実は、前回書いたように今年の3月に脂肪注入の残存率についての論文が形成外科学会誌に掲載されました。

論文を投稿したのは去年の9月ごろですが、論文掲載が決定するまでに3~4回学会事務局とのやり取りがありました。普通、論文を投稿すると3人ぐらいの査読者が付き(こちらからはそれが誰かはわかりませんが)、コメントがつけられます。

その中のAという査読者からなんと「掲載不可」のコメントでした。その理由として、計測法が脂肪の残存率を表しているとは思えない、という驚愕の内容でした(ほかの査読者B,Cは常識的なコメントで2~3の訂正の上で掲載可ということでした)。

少なくとも脂肪注入後3Dカメラで体積を測る方法は、脂肪注入による豊胸術では英語の論文も発表されていてその論文も参考文献に入れてあったにもかかわらず、です。

査読者Aがこの方法以外にもっと優れた方法を知っているならそれをコメントで書くべきですが、上記のような無責任な内容で、根拠のない否定の仕方に憤りを感じました。

そんな時に、youtubeで山中伸弥先生(iPS細胞の研究で2012年ノーベル賞を取ったことはよく知られています)の公演を聞き、あの山中先生でもアメリカから日本に帰ってきたばかりでアメリカの研究所のバックアップがなくなったとたん投稿論文が通らなくなった、という話を聞きました。

先の査読者Aも、一美容外科開業医の論文などインチキな内容と決めつけて驚愕のコメントをつけてきたのかもしれません。

その後、事務局もその辺を感じ取ったのか査読者Aのみ交代させて、再審査となり結局掲載決定になりましたが、こんな無責任なコメントを返されるようだと投稿する意欲がなくなります。

査読者Aに直接話をして、掲載不可のほんとうの理由を聞きたいところですが、それができなければこの査読者Aのコメントは、ネットで誹謗中傷を書き込む人と同じレベルと思われても仕方ないと思います。

理屈だけでは通らないのが世の常でしょうが、ちょっと情けない気持ちになりました。

脂肪注入したときの脂肪の残存率。

この手術の大きな要点の一つです。いったいどれくらい残るのか?という問題です。

それを知るうえで一番重要な問題は、注入された脂肪をどうやって計測するか、です。

脂肪注入というと方法論に目が行きがちですが、もし優れた注入方法があったとしてそれを証明するには、まず残存率が有意に上昇したことを示さなければいけません。

かつて、コンデン〇リッ〇といういかにも生着率がよさそうな方法を業者に勧められたことがあります(この方法で多数の学会発表もあります)が、具体的な生着率のアップがどれくらいかを尋ねても明確な答えがありませんでした。論文も紹介されませんでした。

びっくりするかもしれませんが、この方法でするとなんとなくいいかな、という程度の証拠しかありません。

なぜなら、今まで残存した脂肪を簡単に正確に計測する方法がなかったからです。

美容外科の患者さんにCT検査をしたり、大掛かりな検査をすることは不向きです。

そこで私はこの計測方法に3Dカメラを用いることで、正確な容量の変化を簡単に知ることができるのではないかと考えました。

その結果を今年の3月に論文発表しましたのでご興味のあるドクターは形成外科学会誌を参照してください。

これによって今までなんとなく感じていた注入脂肪の残存率や吸収過程が何か月続くのか、ということが正確にわかるようになりました。

この方法なら、残存率アップに大きく寄与するものは何かもわかるようになります。

医学としての美容外科を考えるうえで、こういった地味な研究結果でも非常に大きな1歩と考えています。

*最近の記事は、形成外科研修を修了して専門医習得後、美容外科を始めようとしている医師に向けて書いています。

前回の続きです。

つまりたるみを解消するにもバランスを考えてプランを立てないと患者さんの満足感につながらない、ということをお話ししたかったわけです。

もし患者さんが一部だけの改善を望まれるのであれば(こちらの要望のほうが多いと思いますが・・・)バランスをくずさない程度のわずかな改善にとどめたほうが無難です。

手術で大きな効果を出そうと張り切っている美容外科初心者は戸惑うかもしれませんが、一部だけの若返り効果を期待している患者さんに効果が絶大な手術を一部にしてしまうとバランスをくずすというリスクにつながります。

ですからレーザーや高周波、超音波などの治療の意味があるわけです。

手術による若返りは、お顔全体にバランスよく大きな効果をもたらすものと考えてプランニングすることが重要です。

患者さんや経験の浅い美容外科医だと、広範囲に手術することがリスクと考えがちですが、全く逆だということを覚えておいてください。

もちろんそのためには、バランスよく改善するには何が必要かを見極める力を養うことと、一つ一つの手術の効果を最大に発揮できる腕を身に着けることは言うまでもありません。

あと、もう一つ重要なことは、こういったことは最初から患者さんにはわからないし、理解していただくにもかなりの時間と手間がかかります。

しかも大部分の患者さんは広範囲な手術には拒否的になると思います。

こういった内容のカウンセリングをすることは短期的には無駄になる(手術に結びつかない)ことが多いかもしれません。

ただ患者さんに術前にしっかり理解していただいたうえで、必要な若返り手術を受けていただいたときの満足度は計り知れないものがあります。

まずは目先の利益を考えずに、カウンセリングに時間をかけしっかり検診をするという美容医療の基本にしたがって修業に励んでくれることを願っています。

そうすれば患者さんも必ずいつかは理解してくださる時が来ることは、私自身の体験を通じて100%約束できます!

今回の美容外科学会は、舞浜でありました。

自身の発表はなく、お気楽な参加となりましたが、別の意味でいろいろとためになる学会でした。

経緯はさておき、手術以外の話題で自分自身とても盛り上がった学会でした。

一つは、アンチエイジング もう一つは痩身です。

特にアンチエイジングは、私自身の今後のセカンドライフを変えてしまうくらいのインパクトがありました。

そのきっかけは、今回の学会の器械展示でデモが行われていた、糖化最終産物(AGEs)の測定でした。

その詳細は、またの機会に譲るとして、そこから自分自身の血糖に興味を抱くようになったのです。

成人病・生活習慣病は我々世代が最も気にするところですが、中でも血糖値は重要な指標になります。

いきさつは省きますが、今までもちろん糖尿病とは無縁の私でしたが、画期的な血糖測定機器が安価で手に入ることがわかり、さっそくこれをアマゾンで手に入れました。ここ10日間ほどずっと血糖値を測定しながら食事をしています。

やってみると、これが結構面白いのですが、炭水化物を摂取することがとても怖くなります。

空腹時におなか一杯白飯を食べる、などという自殺行為にも似た食事は、今後することはない、と言い切れるぐらいまで、私の人生は変わってしまいました。

中国における期限切れの食肉が使用されていたことが問題になっています。

この手のニュースには、最近ではさほど驚かなくなりましたが、根源に横たわる問題には根深いものがあります。

なぜ期限が切れた材料が使われたのか。

在庫管理上、期限切れの材料は廃棄になるのが普通でしょうが、経営効率という点ではこれを極力避けたいのが経営者の考えるところです。

仮にこれを廃棄にしなかったとしても、消費者にはなかなかわかりません。

つまりこの問題の根底にあるのはやはり情報開示の問題と考えます。

この食品会社の従業員が「期限が切れていても死にはしない」と言い放ったそうですが、確かにそれはそうかもしれません、しかし本当にそう思うなら期限が切れていることを開示すべきで、そこを開示せずに安売りで経営を優先することが問題なのです。

食品期限問題も非常に重大ですが、これが医薬品になると人体への直接的な影響はさらに大きいため、我々は特に注射液の管理に日頃から非常に神経を使っています。

一例として比較的手軽な若返り手段として人気のあるヒアルロン酸注射ですが、うちのクリニックではスタッフが厳重に管理しているのは当然ですが、念のためまた情報の開示の意味で患者さんにも直前に注射液の現物の確認(製品名、内容、容量、未開封保存状態など)をお願いしています。

患者さんに申し上げたいのは、施術料金が安いことばかりに熱心になるのではなく、クリニック側に情報の開示をきちんと要求する姿勢が、不良なクリニックを駆逐する一番の近道だということです。

ちょっと早いですが、今年1年間で流行った美容治療と来年以降の美容治療で主流になりそうなものをまとめました。

今年の美容外科のテーマは「若返り」と「痩身」の二つであり、来年以降もこの傾向は続くと思います。

この二つを考えるにあたって重要なことは、施術が安全で楽に受けられることとそれなりの効果が必ずあること、です。

「若返り」の中のたるみ治療に関しては、今年うちのクリニックにも導入したウルセラシステムと従来のサーマクールをうまく駆使することで上記のような夢の治療に一歩近づくことができることがわかりました(サーマクールに変わるものとして「イントラジェン」も有望と考えています)。

一方「痩身」にも新しい波が押し寄せてきています。

ダウンタイムなく、脂肪吸引のようなリスクも全くなく、さらに施術にともなう痛みもまったくない、といった夢のような痩身治療が実現する可能性が出てきました。

過去の記事にも書きましたが、その突破口を開く器械が「バンキッシュ」です。

10月からのべ30人以上の患者さんの腹部の痩身治療に用いましたが、このたびその1か月後の結果を集計分析してみて、その内容には正直驚きました。

95%以上の患者さんに痩身効果を認め、腹部周囲が平均4cm減少しました。

バンキッシュは施術後のダウンタイムはゼロで、施術に伴う痛みはまったくなく、高周波のでるパネルをおなかに30分かざすだけ、という手軽さで、これだけの減量効果が得られる器械はこれまでになかったものです。

このバンキッシュは、日本で唯一うちのクリニックで来年も引き続き本格的に治療継続できることが決定しました。

患者さんには、来年早々、バンキッシュによる痩身を詳しくご紹介しますのでお楽しみに。

スタッフのブログにも紹介されていますが、うちのクリニック初となる「サプリメント」を取り扱うようになりました。

6~7種類ぐらいのサプリメントのサンプルをとりよせ、スタッフとともに数日飲んでみて、もっとも評判のよかった2種類を取り扱うことにしました。

クリニックで扱う以上安全で効果が実感できるサプリメントをご紹介しよう、という考えです。

一つ目は、もうすでにいろいろな方面で話題になっている「ユーグレナ」です。

ご存じでない方には意外なものかも知れませんが、正体は「ミドリ虫」です。

私がこの「ユーグレナ」を知ったのは、この会社の株式が東証マザーズに上場したことがきっかけでした。

当クリニックで扱っている「ユーグレナ・エコ」は錠剤で、とても飲みやすく、ほかの顆粒状のユーグレナ商品に比べて圧倒的に飲みやすい特徴があります。

便秘気味の方におすすめで、穏やかに腸内環境を整えることで自然なお通じが得られるそうです(ちなみに私は生来通じがよすぎるのでこちらはスタッフや家族に試してもらいました)。

二つ目は、「SOD」です。

人間の体の酸化を予防するサプリメントで、一口ゼリーのような入れ物に入っている飲み物です。

こちらは私自身も試してみました。味は、甘いような香ばしいような感じで癖はありません。ちなみに成分は米胚芽と大豆の発酵エキスで緑茶やサンザシ、ルイボスティーといった植物由来原料のみを使用しています。

飲んでみると、すぐにお腹がすっきりして心地よい空腹感を感じることができます。

体調もよくなり夜もぐっすり眠れます。

説明書きにも効果を早く実感できることが特徴、として挙げられています。

私自身今まであまり縁がなかった「サプリメント」ですが、今回の採用で「なかなかいいんじゃない!・・」となりました。

患者様も気になるサプリメントがありましたら、気軽にスタッフにお申し付けください。

今日から6月に入りました。

先月の20日ごろにもご案内しました「メディカルスキンラボ」のHPが本日アップされました。

美肌、アンチエイジングを中心に最新の情報をお届けする専用サイトになっています。

この「八事石坂クリニック」本サイトと同様ぜひご覧になってご活用ください。

バナーがまだできていませんのでとりあえずこちらから入ってください。

メディカルスキンラボ公式HP

メディカルスキンラボの今月の目玉はなんといっても「エクシリス・フェイス」と「エクシリスボディ」です。

先月の20日にリリースしてからすでに10件ほどのご予約をいただきました。

この器械の特徴は、短時間に肌の奥に熱エネルギーが効率よく入れられるところです。

ハンドピースから「高周波」と「超音波」が同軸に照射されます。

(※高周波はサーマクールなどでおなじみです。※超音波の効果はウルセラで実証済みです。)

しかもこの器械の優れているところは、熱が入るのは感じますが、痛みをほとんど感じないにもかかわらず、効果が比較的はっきりとわかりやすい点です。

2週間おきに4~8回ぐらいで1クールとなります。1回の施術時間は20分で終了ですが、延長もできます(時間追加料金設定あり)。

お値段がリーズナブルなところも人気の原因かと思います。価格表はこちら

スタッフも全員体験していますので、スタッフブログも参考になさってください。

スタッフのブログですでにご存じの方もおられると思いますが、5月21日から八事石坂クリニック内に「メディカルスキンラボ」を開設いたしました。

メディカルスキンラボでは、豊富な美肌治療メニューから患者様のご要望にあった治療をお選びいただけます。

新しい治療器として「エクシリスフェイス&エクシリスボディ」を導入いたしました。

この器械は超音波と高周波を同軸で照射することで、皮膚のタイトニングを効率よく行うことができ、2012年米国で№1の美肌治療器として賞賛されたそうです。

エクシリスフェイスでは、顔全体のタイトニング(引き締め効果)と小顔効果が得られます。

エクシリスボディでは、下腹や二の腕など気になるところの脂肪減量効果とたるんだ皮膚の引き締め効果が得られます。

施術は20分間の施術が基本で、痛みもなく楽に施術を受けていただくことができます。

基本料金は31,500円(フェイス、ボディとも)、初回料金は半額の15,750円となっています。

まずはメディカルスキンラボ専用ダイアル052-893-6192(年中無休)(1月1~3日を除く)までご相談ください。

そのほかのメディカルスキンラボのメニューは、今年から導入された本格的たるみ治療器として人気の「ウルセラシステム」「アキュリフト」、エステ感覚で受けていただくことができるエレクトロポレーションの「ケアシス」。くすみ・しみ治療器として今年も引き続き人気№1の「レーザートーニング」もあります。

メディカルスキンラボの専用HPも現在作成中で今月中にはアップできる予定です。

早いもので3月も終盤。

来月4月3日から東京で「日本形成外科学会学術集会」が行われます。

初日にシンポジウム「老化顔貌に対する非侵襲的治療戦略」というセッションがあり、そのシンポジストとして発表する予定です。

いつものように2週間前ぐらいからその準備に取り掛かっています。

今までにも似たようなテーマで発表しているので今更新しいものを準備することもないのですが、せっかくのシンポジウムですのでしっかりしたプレゼンテーションをしたいと思っています。

しかしこの「非侵襲的治療戦略」というテーマには当初から違和感を強く感じていて、準備を始めてみるとさらにこの思いが強くなってしまいます。

会長先生の御意向ですから意義を唱えるつもりは毛頭ありませんが、非侵襲的治療などというものは存在するのか、という疑問があります。

どのような治療でも多少なりとも「侵襲」はつきものではないのか、という思いです。

正確に言えば「低侵襲的治療」ぐらいが適当なのでは?とおもうのですが・・・。

さらに、このテーマを侵襲の少ない治療と考えるならば、「同じ効果が出る」という前提で今までの治療より「侵襲」が少ない治療方法を発表しなさい、と理解すべきだと考えています。

そうでなければ、侵襲が少なくても「効果も少ない」治療の発表でOKになってしまいます。

笑い話みたいですが、美容医療にはこんな話、日常茶飯事です。

「低侵襲治療」そのものを否定するわけではありませんが(むしろ最近ではこちらの治療にウェートが移ってきています・・・)、「低」には本来比較的な意味があるわけでその効果についてもどれだけのものかきちんと言及しなければ、公平ではありません。

「同じ効果」を保ちつつ、より「侵襲が少ない」治療は我々がもっとも望むものだと考えるわけです。

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