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今年に入ってから、一度も学会発表をしておりません。

いかんいかんと思いながら、発表する予定のない学会に参加することがこんなに楽なものかとついついさぼり癖がついてしまいました。

今年の3月までは、美容外科関連の教科書の分担執筆を依頼されていたのでそれに忙殺されていましたが、今年の下半期はこれと言ってデューティーがありません。

ここで奮起して、9月の美容外科学会に2演題応募することを決意しました。

一つは確定した発表(会長からの演者指定ですので)ですが、それだけでは自らが発表を決意した形ではないため、もう一演題を自主的に応募してみました。

通るかどうかはわかりませんが、少し学術的な立場に帰って今一度自分の行っている診療を見つめなおすいいきっかけにできればと考えています。

一つは痩身関係の演題、もう一つは鼻の修正手術についてです。

鼻の手術のときに、気を付けていることを2,3あげてみます。

手術前、こういう鼻にする、といった強い具体的なイメージを思い描きながら手術に臨むようにしています。

漠然としたイメージでは、術者の心構えとしてはすこし足りないと思います。

術者に強烈な形のイメージがなければ、目標のない手術に陥るように感じます。

逆に言えば、それほどまでに思い通りにいきにくいのが鼻の手術だということでしょう。

あとは物理的な計測を頼りに鼻の手術をすることもありますが、演出するという感覚も必要なのが鼻の手術の特徴のような気がします。

たとえば鼻を小さくする手術では、物理的に小さくすることも大事ですが、小さく見せるような仕掛けを作ることも大事だと考えます。

そういった点から、鼻の手術をしていると演出家や監督になった気がすることもあります。

鼻の手術でキャスティングを考えるとき、主役は何かといえばそれは絶対に「鼻先」です。

やはり「鼻先」は鼻のなかで花形です。

鼻先が決まると鼻全体がとてもバランスよくなってきます。

鼻筋(鼻背や鼻根部)は脇役です。

ですからここが鼻先よりも目立ってはいけません。

脇役は重要ですが、あくまで鼻先を引き立てるために存在するものです。

小鼻(鼻翼)も脇役です。

脇役が重要でない、ということではありません。

脇役がなければ主役(鼻先)が生きてこないからです。

・・・そんなことを考えながら日々の「鼻の手術」に臨んでいます。

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