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鼻尖縮小術は、鼻の手術の中でもっとも重要な手術の一つですが、最も難しい手術でもあります。

鼻全体を見た場合、鼻先よりも少し上(医学的には頭側)の部分が大きく丸いといわゆる「団子鼻」に見えます。

鼻翼軟骨を寄せて細く見えるようにするのが一般的に行われている「鼻尖縮小術」ですが、この手術をうけたあと修正手術を希望される患者さんが多いのです。

その理由は、術前術後に変化がない、のほかに、横から見るとさらにまるくなった、つまんだような鼻にみえるようになった、鼻が上を向いてしまった、などです。

その修正術をする際に最も気を付けるようにしているのは、鼻尖縮小術の意味を患者さんに再確認していただくことです。

上記の手術(巷の鼻尖縮小術)をうけたあと、なるほど鼻先は細くなっています(正面から見て)。

それで満足されない、ということは、患者さんの希望が本当は鼻先を直接細くすることではないかもしれないのではないか、と考えています。

鼻先を直接的に細くするのではなく、鼻先以外の部分で目立つものをなくして、その結果鼻先がとがって見えるようにする、というのが正解なのではないかと考えるようにしています。

そうすることで「とってつけたような鼻先」にならずに自然に鼻先をすっきりすることができます。

それまで目立っていた鼻先のちょっと上の部分を目立たないようにすることで、逆に鼻先を自然に目立つようにする、と考えると鼻尖縮小術の意味が納得できるようになると思います。

それと同じようにもう少し上のいわゆる「鼻背」と呼ばれる部分を目立たなくすることでさらに「鼻先」がすっきりと目立つようになるとも考えられます。

この部分の手術は巷では高くする手術、いわゆる「隆鼻術」が主流になりますが、そうするとここが目立つ結果になり逆に鼻先が物足りなく感じることがしばしばです。

このように考えると「目立たないけどきれいな鼻」を実現するためには何の手術が必要か・・・という疑問の答えが自然に見つかります。

とうとう解散総選挙という事態になりました。

野党からは「アベノミクス」の失敗の責任を問う選挙、と鼻息があらい立候補者の声も聞かれています。

なかなかこういった政策の成果を判断するのは難しく、総じて評価するにはまだ時間が足りないと思われます。

しかしこれだけは確実に言えるということもあります。

まずアベノミクスによっていろいろな方面において明らかな「変化」を見て取れるようになった、ということです。

以前の「変わらない政治」と批判されていたことをよもや忘れているわけではないと思いますが、その頃よりは今のほうがよほどましです。

「変わらない」ということは衰退を意味する、ということは歴史が示すところです。

「現状維持」は結果的に現状を維持することにはなりません。

今の日本に必要なものは、とにかく「前へ」進むことだ、と思いませんか?

なにがともあれ選挙にいかねば・・・。

以前の記事で美容外科とはなんであるか、現役美容外科医ですらよくわかっていないこともある、ということを書きました。

美容外科は、手術によってそれを受けた患者さんの心の動きをコントロールする科です。

もちろん治療である以上は患者さんの心をいい状態にすることを目的とします。

手術を受けた患者さんがどのように感じるか、どのような反応を示すか、そのことについて術者は十分に理解していなければいけません。

もちろん受け止め方は患者さんによって千差万別ですから、術前に起こりうることすべてに熟知している必要があり、かつそれを患者さんにもお伝えしなければいけません。

一方、美容外科においては、手術を受けた患者さんが納得することであれば何をやってもいいというものではありません。

そこには美容外科医としての、もっと言えば医療としての「倫理」「モラル」というものが守られていなければいけません。

さらに言えば、共通したゴールのない美容外科であるからこそ、また直接的な生命とのかかわりが少ない科であるからこそ、一層厳しい社会的なルールが適用されなければいけないという側面もあります。

つまり、美容医療においては、きわめて「パーソナル」な部分と、「社会通念」的な部分の両方が存在していて、どちらも重要であることはもちろんですが、どちらも一般医療よりも極端なものを求められている、という特徴があるといえます。

したがって美容外科医は、すべての患者さんの心の内にあるものに常に人一倍敏感であるとともに、社会通念や常識、倫理といったものにも熟知していなければならず、それが時代とともに変化しているものならば、常にアップデートされていなければなりません。

少しわかりにくい書き方をしたかもしれませんが、要は、「美容外科」を仕事として考えた場合、きわめて狭い世界と逆にきわめて広い世界を同時に扱う必要のある、とても面白くやりがいのある仕事であるといえます。

鼻尖縮小術を成功させるために鼻翼軟骨を小さくして、皮膚を薄くして、それで鼻先は小さくなるのか・・・残念ながらそれほど簡単なことではありません。

軟骨フレームと皮膚の間が一度剥がされ(剥離され)、軟骨フレームを小さくすると当然軟骨と皮膚の間に隙間が生じます。

これは外科用語でデッドスペースといわれます。

通常人間の体のなかには隙間はあってはならないのです(体の中の内臓と呼ばれているものは、体の中ではなく外界と通じているので外部になります)が、手術の後にできた場合、これを全力で埋めようとする力が働きます。

人間の体が自らの内に生じた隙間を埋めるものが「瘢痕」です。

特にデッドスペースが広い場合は、瘢痕が過剰に生産されます。

瘢痕を最小限に抑えるためには、このデッドスペースをできるだけ小さくしておくことが重要です。

手術でこれを最小限にすることも重要ですが、術後にデッドスペースを小さくするための圧迫も有効です。

ようするに鼻尖縮小術を成功するためには、術後のこの部分の圧迫が重要であることがわかります。

さらにいえば、こういった瘢痕のコントロールの概念はまさに形成外科のもっとも重要な考え方の一つです。

鼻尖縮小術は奥の深い手術です。

ただし美容形成外科の手術の大原則は鼻尖縮小術にも当てはまります。

それは、「皮膚」をどうするか、ということに行き着くところです。

鼻尖は通常皮膚の厚いところで皮下脂肪も豊富です。

そこをコントロールすることが鼻尖縮小術のキーポイントになります。

修正手術の場合も皮膚のコントロールがうまくいくかいかないか、が成否のポイントになります。

鼻の軟骨を露出する際にまず皮膚を剥離しますが、その時に、鼻の下面(鼻尖よりも口唇寄り、鼻柱を含めて)になるところは皮膚を厚めに剥離したのち、鼻の下面から前面に移行したあたりから皮膚を薄くしながら剥離します。

剥離後に皮膚の厚みをコントロールするよりも、剥離のときにしたほうが容易です。

鼻翼軟骨外側脚上にある脂肪塊も軟骨につけるように皮膚を薄く剥離します。

非常に地味な手技ですが、疎かにできません。

以前他院の手術で2回も鼻尖縮小術を受けた患者さんで、3回目の修正術時に皮下脂肪が丸ごと残っていたことがありました。

3回目の手術を希望された理由は、十分に小さくならなかった、ということですが、ただでさえ結果が出しにくい手術にも関わらず、基本的な手術手技が省かれていたら結果が出るはずもありません。

鼻尖縮小術はとかく軟骨の形成ばかりに目が行きがちですが、ここにも形成外科と共通の大原則を忘れてはならないといういい例だと思います。

巷には「糸で縛る鼻尖縮小術」というものがあるそうですが、その手術で満足できる結果が出ることがあるのでしょうか?

前回の記事で「鼻尖縮小術」のことに触れました。

あれだけ振っておきながら、自分の考えを言わないのはアンフェアだと指摘されそうなので書いておきます。

最近、鼻の術後修正依頼で最も多いのは、手術したら余計に鼻が大きくなって目立ってしまった、という訴えです。

その内容は鼻先の少し頭寄り(適切な日本語の解剖用語がないので英語の「supratip」を使います)が膨らむことと太くなることが気になるというものです。

術直後はそれでも少しすっきりしていたが1か月過ぎぐらいからその部分が膨らんできた、という方が多いようです。

このsupratipがふくらむと正面から見るとコアラのような印象の鼻となり、側面では鼻先が垂れたように見えたり鼻先が丸く見えるようになります。

そういった鼻のほうがかわいいという患者さんに実際にそのような鼻にしてみてもらうとほぼ全員上記のような訴えになります。

この「supratip」あたりをすっきり見えるようにすると、鼻筋が長く鼻先まで通っているように見えるようになり、鼻先がとがって見えるようになります。

このような鼻を手に入れるのに必須の手術が「鼻尖縮小術」です。

一般的に、左右の「鼻翼軟骨」を中央に引き寄せるのが「鼻尖縮小術」と誤解されているのですが、「鼻尖縮小術」の最終目的は鼻筋が鼻先まで通って「みえる」ようにすることと結果的に鼻先がとがって「見える」ようにすることです。

実は鼻翼軟骨を引き寄せるとsupratipが盛り上がって鼻が大きく見えるようになってしまい、かつ鼻先をつまんだようないわゆる「ピンチノーズ」になるので、本来の目的と真逆の鼻になる可能性があります。

そのことが冒頭の患者さんの訴えにつながるわけです。

それを防ぐ方法として、少し専門的になって患者さんには理解が難しくなるかもしれませんが、軟骨移植でcaudal seputmを延長してその移植片の両側にcephalic trimをおこなった鼻翼軟骨外側脚を左右それぞれできるだけ低い位置で尾側に固定することと、鼻翼軟骨内側脚の補強を軟骨移植でおこなうことで鼻柱を強くし、この部分を少し頭側に回転させる(もちあげる)、ということを行っています。

もうひとつの成功へのカギは、鼻背の尾側部分をできるだけ低くしておく(高くしない)ことです。

プロテーゼが入っていればこれを低くするか短くする、そうでなければ軟骨部分まで含めた骨切りをして高さを抑えます。

うちのカウンセリングをうけたあとよそのクリニックで手術をうける患者さんがいます。

いろいろなクリニックでカウンセリングを受けられることは非常にいいことで、実際に患者さんにお勧めしていますが、最終的に手術を受けられるクリニックが決まったら、再度詳しいことを術者の先生から説明してもらうほうがいいと思います。

その時にもっとも重要なのは術者の先生の根本的な考えを知ることです。

なにも難しいことではありません。

鼻であれば、術者の先生の考える美しい鼻はどのような鼻であるかを尋ねればいいのです。

もちろん患者さんの考えと一致していることが大切です。

あとはそのポイントを実現するためのその先生の手術手技における工夫点を聞くことができればいうことはありません。

上手な先生は、迷いなくそのポイントを即座に挙げることができるはずです。

同じ手術でも術者の解釈の違いで、まったく異なる手術となります。

それは、同じ交響曲が同じ楽団で演奏されても、異なる指揮者で聞くとまったく違った曲になってしまうのと似ています。

名前が同じだからと言って同じ内容の手術とは限らないのです。

たとえば今はやりの「鼻中隔延長術」ですが、短い鼻を長くする手術、という解釈が一般的ですが、私の解釈はまるで異なります(私のカウンセリングを受けられた方はご存じだと思います)。

また鼻尖縮小術というのも多くの患者さんのご希望のある手術ですが、実際にこの手術の狙いはなにか、ということが明確になっていない先生の手術結果は、患者さんの望むべくもありません。

そのあたりをしっかりカウンセリングで確認でき納得することができたならば、その患者さんの手術が成功することはもはや疑いようがありません。

すべての患者さんが、カウンセリングを受けられたクリニックで成功されることをせつに願います。

Good Luck!!

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