早いもので2月も残すところあと三日となりました。
今月は28日しかないせいかばたばた時が過ぎ、あっという間に月末になってしまいました。
まだまだ寒い日が続きますが、うちのクリニックでは来月のキャンペーンを開始しています。
会員様限定キャンペーンとさせていただいていますので、内容は会員ページでご覧ください。
価格的にとてもお値打ちになっていますのでまだ会員手続きのお済でない方は、この機会に会員手続きをお願いします。
会員手続きはこちら。
先日久しぶりに「鼻」の修正手術がありました。
以前他医で「鼻中隔延長術」をうけられた患者さんでした。
鼻尖がとがりすぎている、鼻が曲がっている、といった症状を改善したい、というのがご希望でした。
一般にこれらは「鼻中隔延長術」の術後によくみられる症状(合併症)とされています。
手術を行ってみると、私がベストと考える手術法とは異なる手術がなされていました。
患者さんには内心申し訳ない気持ちでしたが、他山の石として勉強させていただきました。
私の手術法が間違っていないことを確信し、また、もしさらに改善できることがあるならばそれを取り入れなければいけないと思いました。
自分の手術の経過をしっかり診させていただくことと、時には他医の手術後も診させていただくことでしか自分の美容外科の手術のさらなる進歩はないという考えが私の美容外科の根幹をなしています。
明日と明後日に名古屋のあおなみ線にSLが走ります。
鉄道ファンにはいろいろな種類の人がいますが(撮り鉄、乗り鉄など)、きっと大勢の人が楽しみにしていることでしょう。
私は「鉄道模型作り」に興味があり実物の鉄道にはそれほどではありませんが、それでも見に行きたいと思っています。
走るのは「C56」という比較的小型の蒸気機関車で、愛称は「ポニー」(いかにもかわいらしい感じ・・・)です。
河村市長はできれば将来的に「定期運行」を目指したいと言っていますが、財政的にも環境的にもいろいろな難問が待ち構えているようです。
考えてみたら、蒸機は石炭を燃やすため(最近は重油を使う場合もあるそうです)沿線の住民のかたへの煙害は相当なものになると心配されます。
それでも「SL」には不思議な魅力があり、実物が走っているところを見たらきっとわくわくするでしょう。
私の趣味である模型製作のほうは、去年「D51」(いわゆるデゴイチ)ができあがり、今年から「C61」という蒸機(実物ではこのタイプの20号機がよみがえり2011年から関東方面の本線で定期運航している)の製作に取り掛かっています。
このC61も部品点数が350~400ほどありますので、半年ぐらいは遊べそう?です。
いままでに制作したものは一部クリニックに飾ってありますが、棚のスペースが足らなくなってしまったので新しい棚を注文しました。
来院の折にはぜひ見てやってください・・。
去年2012年、うちのクリニックでもっとも人気のあった治療はなんだったのだろうと気になって、スタッフにいろいろな統計を取ってもらいました。
手術では「フェイスリフト」が首位でした。
「鼻」と「まぶた」の手術がそのあとに続きましたが、手術以外では「美肌レーザー」が著しく増加したのが目立ちました。
そのなかでも「レーザートーニング」の人気はダントツで、「レーザートーニング」だけで美肌レーザー全体の売り上げの60~70%を占めていました。
実際にこの「レーザートーニング」を受けておられる患者さんはほぼ例外なく「色白」になっていてシミなどがうすくなり、さらに日焼けしにくい、もしくは日焼けしてもすぐさめるようになった、という感想をお持ちのようです。
生来色黒の方は日焼けしやすく、日焼けしてもさめにくいという悩みをお持ちの方が多いのですが、「レーザートーニング」で根本から肌質(色調)改善できるようです。
施術者からみるとパワー設定を間違えなければ、合併症を作ることもほとんどなく安心して施術できます。
私自身も「美肌レーザー」のなかで初めて本格的に治療をうけてみようと思ったのが「レーザートーニング」で(それまでのレーザーは痛みを知るうえでの試し打ち程度だったのですが・・・)、効果も実感できました。
レーザートーニングで用いられる「C6 MEDLITE」はとても安定したタフなレーザーで、メインテナンスであまり悩まなくてもいい点も私が気に入っているところです。
施術者、患者様、経営者の3方すべてにOKという珍しい治療が「レーザートーニング」といえそうです。
(ちなみに私はこの器械の関係者から特別な報酬をうけているなどといったことはいっさいありませんので・・・)
今年も学会予定がいくつか入っています。
4月は東京で「日本形成外科総会」があり、先日演題採用通知がきてシンポジウムでの発表が決定しました。
シンポジウムのテーマは「老化顔貌の低侵襲治療」で私はスレッドリフトを使用したたるみ治療を発表します。
そのあと7月に美容外科学会が大阪でおこなわれ、会長からの依頼でパネルディスカッション「美容外科での開業」についての講演をする予定です。
過去にも書いてきましたが、学会で発表のない新しい美容治療などは「医師の自己満足治療」にすぎません。
美容外科医師は、医師に与えられた大きな裁量権があるがゆえになおさら、自分の医療行為について客観的な評価を学会で受けなければならない義務もあるということを忘れてはいけません。
ほかの科では当たり前のことが「美容外科業界」では通用しないとすれば、いつまでたっても「胡散臭い」「医療として認められない」科のレッテルを貼られたままで、美容外科に未来はなくなります。