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29日に海外の学会から戻ってきました。

この学会はアンチエイジング学会でモナコのグリマルディフォーラムというところで3日間おこなわれました。私が参加できたのは二日目からです。

会場は泊まったホテル(エルミタージュホテル)から歩いて5分ぐらいのところです。

  

上が学会場の入口、下はこの会場のちょうど裏手にある、故グレースケリーゆかりの「日本庭園」。

会場の中はとても広く、中でも展示会場の規模は日本の学会とは比べ物にならない広さで2フロアーにブースがところ狭しと設けられてその数は軽く100を超えていました。

フロアーの中心に器械展示場がありその周囲に講演会場がありました。

会場はドクターやパラメディカル、業者の人でごった返していて、これを見るだけでも1日がかりで、回っているうちに自分がどこにいるのかわからなくなってしまうほどです。

私は主に手術器械の展示しているブースを探していたのですが、この学会はどちらかといえば内科系が強く会場の端の小さなブースをみつけて器械を物色していました。

二日間の学会終了後、一日観光を予定し南仏に点在する美術館を回ってきました。

ルノワール、シャガール、マティス、ピカソなど南仏に滞在したことのある画家が実際に使っていたアトリエが美術館の中にあったりして、日本で見る美術展示会とはちょっと違った雰囲気でした。

実際にこういった画家が見た風景をみながら作品をみると作品もいままでとはちがった解釈ができました。

南仏はあたり一帯がとても穏やかな環境で、多くの画家が滞在あるいは永住したがったようです。いい作品はいい環境のもとに生み出されるのだということがここにきて初めてわかりました。

今回の地震災害に合われた大勢の方へのお見舞いを申し上げます。

今回の地震の規模もさることながら、地震そのものとその後の津波、火災、そして今後予想される原発事故による放射能被害など多方面にわたる災害の大きさに驚かされます。

特に今後最も懸念される原発事故による災害にはいろいろなことを考えさせられています。

まずその安全性について今まで周囲の住民にきちんとした形で説明がなされていたのかという疑問です。

今回の地震後の東京電力の説明に当初から「曖昧さ」を感じ取っていました。何かを感じ取った、その「何か」の正体は何か、・・・・実は医療界でも似たようなことがあります。

起こってほしくないことの事前説明を行わない、もしそのことが万が一でも起こってしまったら・・・。その時はあいまいな説明で逃げる、あるいは責任のたらいまわし、そういった隠ぺい体質なのではないか、と考えました。

想定を超えた状況を予想することはできないにしても、あらかじめ事故が起きることを予想する、あるいは説明することは可能だったはずです。

それはいまさら申し上げてもどうしようもないことですが・・・。

私が考えるに、今の福島の原発を人体でたとえるなら、人工心肺で生かしながらそのうえで致命的な病巣に対してとても難しい手術を始めようとしている、そのような状況なのではないかと懸念しています。

私の悪い予感が外れて、状況が好転してくれることを祈るばかりです。

2件の手術が終わってちょうど次の手術の準備中でした。

院長室で下を向いて資料の整理をしていたときに、あれ・・めまいがする・・、最初はそんな感じでした。

非常にゆっくりした横揺れで、へんだな~・・と顔を挙げたときに、地震だ!と初めて気付きました。

普通の地震の揺れ方とはちがうので、大きな揺れが来るかもしれないと手術室に行き身構えていましたが、同じようにずいぶん長い間ゆっくりと横揺れが続きました。

その時に思い出されたのが今から15年ぐらいまえのあの「阪神淡路大震災」でした。

あの時も早朝揺れで目が覚めたのですが、妙にゆっくりした大きな揺れがかなり長い間続いていました。

「今回も遠くでかなり大きな地震が起きたかもしれない・・・」。クリニックにはテレビがないのでネットで情報を確認しました。

帰宅してテレビの地震報道を見て今回の地震の被害の大きさに驚愕しました。

「津波は怖い」ということは知らされていましたが、映像で多数の車や家屋がまるで洗濯機のなかに入れられたように流されているのを見てこれが「tsunami」の恐ろしさだということを初めて知りました。

今回の災害に遭われた方が少しでも早く救助されることを祈ってやみません。

昨日あたりから花粉が本格的に舞っているようです。

先日の鼻の修正手術の患者さん、昨日検診がありましたが経過良好のようで何よりでした。

東京から来院していただいているので、検診に来ていただくのも恐縮なのですが、術後のケアも手術以上に大事ですのでお願いしています。

日頃思うのですが、困難な手術からはいろいろ勉強させていただくことが多いと感じます。

もちろん「手術は丁寧にしないといけないな~」と思うのはいつものことですが、自分以外のドクターの手術はある意味新鮮に感じるものがあります。

嫌味な言い方かもしれませんが形成外科的美容外科医の立場からみると、こんなことまでしちゃっても結構大丈夫なんだ、人間の体ってすごいな~とか、これって禁じ手なのにやって大丈夫なんだ~とか・・。

真似しようとは思いませんが、手術に対する見方がすこし広がったように感じます。

そのことがきっかけで新しい手術を思いつくこともありますので、自分にとってどこにでも学ぶことはあるものだと思えます。

手術に限らず医学医療にはどこまでいってもゴールはないということですね。

3月に入り、まだ寒いのですが近所の白梅がほぼ満開になっていました。

以前も書いたのですが、梅をみると大学受験のころを思いだします。私たちのころは国立大学一期校の受験が3月3日でした。

今振り返ると、私が国立の医学部に現役で合格できたのはひとえに「大学受験ラジオ講座」のおかげだったと思います。

札幌美容形成外科の本間先生のブログにも同じようなことが書かれています。記事はこちら

私の場合も高校に入って数学でつまずきました。数学はそれほど苦手ではなかったのですが、大学受験レベルの数学はそれなりの考え方をしないと解けない問題が多かったように記憶しています。

「ラジオ講座」で取り上げられる数学の問題は基本中の基本問題で難しい問題はなかったのですが、とにかく解法を丁寧にじっくり理解していくことに重点が置かれていました。

それを半年ほど繰り返し繰り返しこなしていった結果、徐々に受験レベルの数学の問題が解けるようになり、その後はあらゆるレベルの問題集を片っ端から解いていくことができるようになったという次第です。

その後一度も塾などに行くこともなく、高校も受験校ではなかったのでどちらかというとのんびりとした受験生活を送らせてもらえたように思います。

今振り返ると、大学受験で習った数学などが今の仕事に役に立っているとはとても思えませんが、一つのことを理解するのに必要なプロセスや思考パターンが確立できたのはその頃の体験によるものが多いと感じています。

つまらない私ごとを書いてしまい申し訳ありませんでした。受験生の方にはくれぐれも体調に気をつけてぜひ第一志望校に合格されることをお祈りしています。

先日鼻の修正手術をしました。

その患者さんは過去にいくつかのクリニックで鼻の手術を受けておられて診察時から「むずかしそうだな~」という印象でした。

なぜなら過去に受けられたクリニックの中に、かなり評判のよろしくないクリニックが含まれていたからです。

私自身も過去にそこのクリニックの鼻の手術を受けられた患者さんの修正で、非常に痛い目にあっていたので内心心配しておりました。

手術を始めてすぐにその思いは現実になってきました。案の定「これはなんだ~!?」という状態で、手術が進んでいくにつれてますます?!?!?!?~・・・。

まるでかたい「溶岩」のなかからやわらかい「玉子」を取り出すような・・。これにはほとほと参りました。手術用のはさみがガタガタになるほど鼻の中がカチカチ。(これは相当乱暴な手術がおこなわれた証拠です)

もともとの鼻の軟骨はずたずた。たしか、以前そこのクリニックで手術をうけられた患者さんの鼻もまったく同じような状態だったな~と思いつつなんとか予定通りの手術(鼻中隔延長術など)を無事に終えることができました。

それにしてもこれほどの鼻の修正手術は私自身初めての経験でした。

以前から申し上げているように「後医は名医なり」ですので、決して前医を非難することはいたしませんが、あまりにひどいのでそのクリニックについてヒントだけ申し上げておきます。

関東圏、安価、年配、です。あとは患者さんの自己判断に委ねます。これ以上のことは問い合わせいただいてもお答えすることはしませんのであしからず・・。

それにしても疲れる手術でした。

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