問合せ

電話
12

前回に引き続いて脂肪の質について。

前回は、皮下脂肪の質の個人差についてお話ししました。今回は部位による違いです。同じ人でも部位によって皮下脂肪の質が違うのです。

このことは脂肪吸引の結果にも影響しますので知っておく必要があります。

吸引しづらいところは、肩の外側(三角筋の部分)、背中(肩甲骨の部分)、膝周囲(膝蓋骨周囲)、ふくらはぎ外側(下腿外側)などです。

逆に吸引しやすいところは、上腕外側(肘の外側)、下腹部、腰回り、太もも内側、アキレス腱周囲などです。

大事なことは、吸引しづらいところももちろんですが、吸引しやすいところにこそ十分注意するということです。吸引しやすいところは、ついついたくさん吸引されてしまうからです。

脂肪吸引の修正を希望されて来院される患者さんのほとんどが「脂肪吸引過多」です。部位は下腹部と太ももの内側です。

下腹部が段々になってしまったり、太ももの内側がごっそりなくなってしまった場合、この修正には脂肪注入などを考えるのですが、かなり難しく手術回数が多数回に及ぶこともあります。

吸引しすぎないでやせて見えるように吸引する工夫が必要だと思います。脂肪吸引はまさに「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。

脂肪吸引をしていると、患者さんによって皮下脂肪の質のちがいを感じることがあります。非常に柔らかく吸いやすい脂肪のひとと、繊維が多く吸引管がひっかかりなかなか吸えない脂肪の方がいます。

そういった患者さんにお話をうかがってみると、やわらかい脂肪の持ち主と線維の多い脂肪の持ち主にはそれぞれある傾向がみられます。

やわらかい脂肪の持ち主は、今までにあまりダイエットしたことがなく運動歴もそれほど長くない人に多く、繊維の多い人は、ダイエット歴が長くリバウンドの経験も1度や2度ではない人です。

もちろん繊維の多い脂肪は吸引が難しく、結果もあまりよくありません。したがって皮下脂肪がつきやすく一度ダイエットをしてリバウンドの経験がある人は、それ以上は無理をしない方がいいのではないかと思います。

極論をいえば、そういった人は無駄なダイエットを繰り返さないで早めに脂肪吸引をしたほうがいいともいえます。これは医学的に根拠がないかといえばそうでもなく、アメリカの学会で脂肪吸引が健康な生活に寄与するという発表もあるぐらいです。

自分の脂肪の質のタイプを知れば、自ずと減らす方法もちがってきます。

 

10年あまり週2~3回はジムに通っていますが、そのたびに血圧を測ることになっていてそれを書きとめることになっています。先日たまたまこれを見返してみました。

7月までは普段とかわらず最高血圧が110台で推移していたのですが、8月からは120台まであがり、9月はずっと130台、9月26日は何と146まであがりました。10月になると徐々にさがり最近は再び110台になりました。

9月は開業準備で忙しく普段と違った緊張感を強いられっぱなしでしたが、少なからずこれが血圧に影響していたと考えられます。

医学的に血圧がストレスに影響を受けるのは常識ですが、あらためて自分の体も精神状態に深く影響を受けていることを再認識しました。

今日は久々にゆっくりした日曜日となりました。というか思い返すと日曜日になにも予定のない日は医者になって初めてかもしれません。今日は美容とは全く関係のないお話。

最近の円高と世界同時株安にはちょっと驚いています。円高は我々のようにレーザー器械を輸入する立場からするとありがたいものですが、そうとばかりはいっておれません。不況の波が押し寄せてきている予感がします。

サブプライムローン問題からここまで影響が広がってしまったのをだれも予測できなかったのでしょうか?アメリカにはノーベル経済学賞級の学者がいっぱいいるにもかかわらず・・・。

そこで去年2007年の春、まだサブ・・問題が表面化する前の5月ぐらいにある雑誌で、こんな記事を読んだのを思い出しました。すでにそのころから米国で住宅バブルが崩壊しそうだという警告がでていたのですが、ある米国通の日本のジャーナリストが「今回の米国の住宅ローン問題は、日本のバブル崩壊当時とはちがって金融システムが世界的に発達しているので深刻な問題にはならない」と言い切っていました。

結果はこれとはまったく逆で、1国の住宅ローンの問題が世界的に肥大化した金融システムの結果、連鎖同時株安にまでつながってしまったと考えられます。

ここでの教訓は、「今回はちがう、今までとはちがって大丈夫」という言葉がでたらそれはバブル崩壊の予兆なのだということです。特にバブルの絶頂期には、世間は必ずこの様なニュアンスになるようです。日本の土地バブルにおいては今までとはちがって永久に土地の値段は上がり続けると思われていました。米国のITバブルでは、ドットコムが名前についていれば株価は天井知らずに跳ね上がり、バブルの警告が何度あっても「今回はいままでとはちがってバブル崩壊は来ない」とささやかれていたそうです。

「経済」は「科学」とちがって理論では予測不可能だといわれていますが、「人間の経済活動は同じことを繰り返す」という事実は揺るがないものと言えそうです。人間は経済活動において同じ失敗を何度繰り返しても懲りない生き物なのですね・・。

前回に引き続いて「美肌」です。

今回はサーマクールです。この器械は高周波を肌にあてて真皮に熱を入れることで引き締めとコラーゲンの増生がおこり結果肌のたるみを解消するというものです。

器械としてはもう8年ぐらいたっていますが実績もありますし、当時は切らないでたるみが解消できる唯一つの器械として人気がありましたし、今でも根強い人気があります。器械そのものも年々改良されています。

サーマクールは基本的に1回の施術でOKなので、前回ご紹介した「アンチエイジング治療」とは意味合いが若干異なります。外観的にも驚くほど変化することもあります。

今回私のクリニックでもサーマクールの最新版サーマクールNXTを導入しています。顔全体用のチップはもちろん、今回眼の周囲のたるみを解消できるとされている「まぶた用サーマクールチップ」も取り入れました。

このまぶた用サーマをさっそく長年お付き合いのある患者さんに受けていただいたのですが、翌日まぶたがすっきりしていてご本人的にも大変好評でした。まぶた用で心配した「痛み」も、おもったよりも楽に受けていただくことができました。

サーマクールは効果がはっきり出ない人もいないわけではありませんが、コンセプトが画期的で本来の「アンチエイジング」よりは一歩踏み込んだ治療として受け入れられるものと考えています。

美肌治療の対象は、いわゆる「肌の老化」です。症状としては、肌全体の「くすみ」「張りの低下」「毛穴の目立ち」などです。自然環境ではこの「肌の老化」は一方通行です。つまり何もしなければよくなることはありません。

美肌治療について患者さんから受ける質問で、「何回ぐらいすればいいのですか?」とか「治療が終わるのはいつですか?」と言われます。それに対して私は「患者さんは下りのエスカレーターに乗っているようなものですから、上に登るのをやめれば落ちていく一方です。」といいます。(治療効果があったかどうかの判定には3回とか5回の目安はありますが・・。)

美容外科の手術とちがって、美肌治療を含めたアンチエイジングはゴールがないといえます。HPに書きましたように、アンチエイジング治療は一生続けるものです。(「治療」ではなく「通院」がふさわしいかもしれません)

アンチエイジング治療における我々の使命は、その患者さんにあった美肌治療を紹介することはもちろんですが、できるだけ長く治療に通っていただける環境を整えることと考えています。

そういった意味から、「美肌治療」の値段は日頃からできるだけリーズナブルな価格設定をしています。長く通っていただいている方に、さらなるサービスをさせていただくことも考えています。

八事石坂クリニックの美肌治療メニューは

1.「ライムライト」~光治療・くすみ~

2.「タイタン」~RF治療・たるみひきしめ~

3.「ジェネシス」~レーザー治療・赤ら顔~

を取り揃えています。値段はHPを参照してください。

いま野口悠紀夫の超「超整理法」を読んでいます。同著「超整理法」から15年経過して、世の中の状況が激変し今回超「超整理法」の発刊になったようです。

私は15年前にこの「超整理法」に衝撃をうけ、いまでも封筒押し出し法で資料の整理を実践しています。資料の整理には「分類する」ことをしない、というおよそ世の中の常識を覆す発想に、私はすっかり魅了されてしまいました。

自分自身と世の中の「常識」を覆す時、これを受け入れるのに最初は苦痛や不安を伴うものですが、いったんこれがうまく機能するとこれほどの快感はありません。

そんな快感を求めて、今回の超「超整理法」を読んでみましたが、資料などを自分の手元に所有することをやめる(WEB上においておく)、という発想はそれほどの新鮮さを感じませんでした。

私自身もメールはサーバー上に置きっぱなしですし、20代の知り合いの人は、数年前からメモする代わりに自分自身にメールをうっていました(若い人は超「超整理法」のようおな大げさなことを考えずに軽々と時代の先端を歩くのですね~)。

美容外科や形成外科でも何年かに一度、発想の大転換があります。それが快感でこの仕事をしているといっても過言ではありません。

最近では「下眼瞼下制術」がなんといっても衝撃的でした。なぜならそれまで下まぶたをあげることはあっても下げるなどということはあってはならないことだったからです。

この手術を真っ先に支持した患者さんも20歳前後の若い患者さんたちでした。若い人が軽々と新しい世界を切り開いていくのですね~。

ここのところ少し忙しくて本屋に行くこともできなかったのですが、久し振りに本を買ってよみました。選んだのは数ある血液型の本のなかから「笑ってていいの?まさかのAB型~著者:摩弥~」です。

なぜ買って読んでみようとおもったかというと、自分がAB型について以前から考えていたことがずばり!書かれていたからです。

以前からAB型は人類発生の一番最後に進化した人類だとおもっていましたが、そのとおりのことが書いてありました。この本ではAB型の人間を「先端民族」と表現しています。

いや~読んで本当に気持ちよかったです。この本に書かれていることは本当です。真実です!たぶん。AB型の人はぜひ一読してください。もちろんAB型人間に興味のある人も、です。

下瞼の若返り手術は、顔の美容手術でもっとも難しいものの一つです。

むずかしい理由として3つあります。

1. たるみを取ろうとして皮膚をピンとひっぱればひっぱるほど、術後にあっかんべ~(外反)になる可能性が高くなること。したがって皮膚を切り取る量には限界があります。

2. 小じわが多くこれを気にしている人が多いのですが、基本的に手術では小じわはとれないこと。術後腫れているので一時的に良くなったように思えるのですが、3か月で小じわは元に戻ります。

3. 下まぶたのたるみは下まぶただけの問題ではなく、実は中顔面(下まぶたから法令線までの領域~ミッドフェイス)のたるみとともにあらわれていることが多いこと。下まぶたの若返りだけでは老け顔があまり変わらないことがあります。

下まぶたの若返り術の場合、「下まぶたのたるみ取り手術」だけで解決できるとは限らないので、他の手術を組み合わせたり、注射や脂肪移植などを組み合わせる、といった工夫が必要です。

患者さんへのアドバイスとしては、ここで書いた事情をご理解していただいたうえで、いろいろな施術から自分にもっとも合いそうなものを選択するという方針でいいと思います。

痩身術としてはいまや古典的といえる「脂肪吸引」ですが、これにかわるものがぞくぞくと登場してきています。その効果のほどはいかがなものでしょうか。

一般的となった「メソセラピー」ですが、いままでのところ痩身効果がはっきりしないということで、いま一つ脂肪吸引にとって代わることはなさそうです。

「ウルトラシェイプ」が登場した時は衝撃的でしたが、器械が高価であること、結果は学会の報告では皮下脂肪が2mmへったとして効果あり?とされていました。

「スマートリポ」はレーザーで脂肪を溶かしていく器械ですが、結局、吸引を併用しないとはっきりした減量効果は得られない、というのが私の印象です。

「ヴェラシェイプ」も今回の美容外科学会で発表がありましたが、術前後の写真を見た感じでは「どこがちがうの?」といった印象です。

「脂肪吸引」以外の方法をうけた患者さんの話で共通しているのは、皮下脂肪は減った感じはしないけど柔らかくなった、とおっしゃいます

つまり現状では、「脂肪を溶かす」ことまでは安全にできそうなのですが、その「溶けた脂肪」をどうやって「体外にだす」か、というところが解決されていないのです。

結局、少なくとも「体外に出す」ところは、吸引すればいいのではないかと思っています。

カウンセリングのお申し込み


先頭へ