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以前の記事で今年の8月に開かれるフェルメール展について触れました。

その情報についてスポンサーのTBSから「お知らせ」がありましたので紹介します。

今回展示される作品に「真珠の耳飾りの少女」は入っていませんが、「小路」や「ワイングラスをもつ娘」などを見ることができるようです。

フェルメールには数少ない風景画の一つ「小路」を見るのが楽しみです。この作品は「アムステルダム国立美術館」所蔵です。

実は今から15年前オランダに留学しているときにこの美術館を訪れたことがあります。

この美術館の広さは半端じゃなくて1日かかっても半分も見ることができないくらいでした。そのせいか当時この作品を見たかどうか全く記憶がありません。

当時、同じアムステルダムにある「ファン・ゴー・ミュージアム」(英語読みでヴァン・ゴッホ美術館)にも行きました。こちらはぐるっと見て回るのにちょうどいい広さで、こちらのほうが印象に残っています。

「小顔手術」というと「骨切り手術」が代表です。えらを削ったり、ほほ骨を削ったり、顎を短くする手術です。

ここのところちょっと気になることがありました。骨切り手術を数年前に受けた人で最近顔がたるんで大きく見えるようになった、という患者さんが今月だけでも4人いました。

すべての患者さんに共通するのは、他クリニックでえらをがっちりとられているという点と、口の周りがたるんできたということ、最初はよかったみたいだけど1~2年してから急にたるんで見えるようになったという点です。

このことに関連したことで2005年の形成外科総会で発表した事があります。

「効果的な小顔形成術」という題でその内容は、顔の骨や脂肪筋肉を小さくすることと皮膚を吊り上げるか縮めることを同時にすると小顔効果が高まる、というものです。

その時の症例に使わせていただいた患者さんの一人で上が術前、下が術後です。

このことからわかるのは、骨切りで顔を小さくするには皮膚のことも考えたほうがいいということです。

皺眉筋は眉間を中心に眉毛にそって横向きに走っています。なぜこの筋肉があるか意味はわかりません。

むしろこの筋肉のせいで年をとると眉間に深い縦しわができてしまい、いやがられます。

しかし、ボトックスという注射ができてこの筋肉の動きを簡単に止めることができるようになりました。

患者さんの中には、注射では一時的にしか止められないから意味がない、という人もいます。

この筋肉の動きを永遠になくそうと思うと手術になりますが、結構大変です。

頭のてっぺんから前額の皮膚をむいて右側の皺眉筋を見ています。(筋肉の下に青いシートが敷いてあります)

こんなに小さい筋肉ですが、切除しようと思うとこんな感じで筋肉をとることになります。

ボトックスと手術、どっちがいいですか?

名古屋市美術館で4月から「モディリアーニ展」が開かれています。

モディリアーニの絵を今回まとめて観ることができ、彼への理解がさらに深まったような気がしました。

彼の短い人生の中のエピソードで一番印象的だったのは、「彫刻への憧れと挫折」、その後の「絵画への復帰」から最終的に彼独特のスタイルへの到達といった変遷でした。このことがまさしく彼の人生そのものだったからです。

彼が選択した「彫刻」は石彫で、これはかなり体力を消耗するもので、しかもやり直しすることができないためストレスも大変なものだったそうです。

もともと胸を患っていた彼にはこれを続けることができず、まわりの人のすすめで絵画のほうに復帰。彫刻をとおしてのイメージ力、以前からプリミティブアートからの影響、などが最終的に彼の独特のスタイル~なで肩、長い首、瞳のない目、彫りの深い顔~につながっていたと考えられます。

偶然にも、この3月から6月まで国立新美術館でも「モディリアーニ展」が開かれていて、こちらのほうも見に行くことができました。「モディリアーニ展」が素晴らしかったのはもちろんですが、初めての国立新美術館もその名にふさわしいものでとてもよかったです。

先週われらの地元、名古屋で「形成外科学会総会」がありました。

この学会でわたしが注目していたのは、上まぶたに関する演題でした。眼瞼下垂の発生機序について信州大学の先生の発表がありました(ご存知のように信州大学の松尾教授は、眼瞼下垂についての元祖。)

何回も上まぶたの手術をすることで、術後眼瞼下垂になるのは挙筋の層がズレてくることによる、というのが私の持論なのですが(過去の記事参照)、そのことに関する発表かとおもって期待していたところ、内容はちょっとちがっていました。

松尾先生は眼瞼挙筋にはsuperficialとmiddle、 deepの3層があることを指摘されていて、今回もそのことにはふれられていました。

今回の学会では、美容外科のセッションは半日しかなく欠題が目立ったにもかかわらず、会場はほとんど満員で関心の高さがうかがえました。

私は今回の学会では演題を出しませんでしたが、秋の美容外科学会(広島)にはなにか発表する予定です。

以前、フェルメールについて書きました。記事はこちら

最近、シャープのアクオスのテレビコマーシャルにも「真珠の耳飾りの少女」が使われています。相変わらず人気ですね。

実をいうと今から2年まえの今頃「ヴェリテ」のテレビコマーシャルとしてこの「真珠の耳飾りの少女」を使ったCMを2ヶ月間だけ流したのですが、みたことあります?(ちなみに中京地区限定です。)

最近、カウンセリングにこられた患者さんで、あのコマーシャルをみてヴェリテを知ってきました、という人がいました。テレビのCM効果ってすごいですね。あれから2年も経っているのに・・・。

ところで今年の8月から東京都美術館で「フェルメール展」が開かれるそうです。詳しいことはまだわかりませんが、今から楽しみです。

下まぶたと上まぶたは基本的に同じつくり(ミラーイメージ)になっています。

この写真を見ると一瞬上まぶたの手術をしているようにみえますが、頭のほうから撮影しているので写真の上が下まぶたになります。

下のほうにピンセットで引いているのが、下眼瞼の瞼板筋、その奥につながっている白っぽい膜がCPF(capsulo-palpebral fascia)です。これを短縮することで下まぶたがさがり目が大きくなります。

解剖の絵はこちらを参考にしてください。

以前の記事で、顔の加齢変化を改善するのに皮膚の下のスペースを扁平化する発想もあるのでは・・ということを書きましたが、先日調べものをしていてこのコンセプトについて書かれている文献をみつけました。

Aesthetic Plastic Surgeryの最新号からです。

この文献、というかメンデルソンの文献はたくさんあるのですが、文中のイラストがカラーでとてもわかりやすいのが特徴です。

残念ながらここでイラストは紹介できませんが、興味のある人はSpringerLink社からログインすると見れると思います。

イラストをみながら、文献を読むととても理解しやすいです。

以下にabstractを載せます。興味のある人はどうぞ・・

Aesth Plast Surg
DOI 10.1007/s00266-007-9060-3

Surgical Anatomy of the Lower Face: The PremasseterSpace,
the Jowl, and the Labiomandibular Fold
Bryan C. Mendelson Mark E. Freeman
Woffles Wu Richard J. Huggins

Abstract The anatomic basis for the jowl has not been fullydescribed. A formal analysis was performed of the sub-superficialmusculoaponeurotic system (SMAS) areolar tissue layer, whichoverlies the lower part of the masseter. For this research,facial dissections were performed on 16 fresh cadavers ages 12 to89 years, and detailed anatomic observations were made during the course ofseveral hundred rhytidectomy procedures. Tissuesamples from varying age groups were examined histologically. Theareolar cleavage plane overlying the lower masseter has specificboundaries and is a true space named the ‘‘premasseter space.’’This space is rhomboidal in shape, lined by membrane, andreinforced by retaining ligaments. The masseter fascia lines thefloor, and branches of the facial nerve pass under its deepsurface. Histologically, the floor is formed by a thin layer ofdense connective tissue, which undergoes minor deterioration inarchitectural arrangement with age. The roof, lined by a thin transparent and adherent membrane on the underside of theplatysma, has a less dense collagen network and contains more elastin. With age, there is a significant reductionin the collagen density of the roof. Expansion of the space with aging, secondary to weakness of the anterior andinferior boundaries, results in formation of the jowl. Medial tothe premasseter space is the buccal fat in the masticator space,which descends with aging and contributes to the labiomandibularfold and jowl. Application of the premasseter space in surgeryprovides significant benefits. The SMAS incision should beforward of the traditional preauricular location to be over thespace, not behind. Because the space is a naturally occurringcleavage plane, dissection is bloodless and safe, as all facialnerve branches are outside. The premasseter space should beconsidered as the preferred dissection plane forlower(cervicofacial) facelifts.

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