逆転の発想 その1

美容外科は市場原理に直接さらされています。

保険診療は患者さんにとってセイフティネットになっていますが、診療提供側にとってもセイフティネットになっています(最低でもある程度の診療売り上げは確保されるという意味です)。

一方それが全く働かない美容外科医療では、数の原理、事業規模の原理が働いていてお金をつぎ込めば売り上げが上がり、それが利潤を生みさらに規模が大きくなる、という拡大再生産がおこります。

一方弱小クリニックは宣伝もできない、従業員も集まらない、最新の機械も買えない、など圧倒的不利な環境でのクリニック経営を強いられます。

そんな環境の中で、弱小クリニックはどう戦っていけばいいのでしょうか。

我々は、いい子ぶるわけではありませんが医療従事者としてのモラルを捨てずに診療の質を上げることを第一命題としていて、なおかつ市場原理とも折り合いをつけていく方法を日々模索しています。

少し具体的な話をします。

患者さんは気づかないかもしれませんが、美容外科にかかろうとしてネットで検索したときに最初の1ページにクリニックの名前がでるには相当な費用が掛かっていることをご存じでしょうか?

費用をかけて検索結果の順位が上がるようにすることをSEO対策といいますが、これには費用がかかりそれは美容外科の支出の大きな割合を占めています。

我々もある程度費用をかけていますが大手に比べれば微々たる金額なので、効果が出ているとはいいがたい状態です。

市場原理が働く弱肉強食の美容外科において圧倒的不利な環境で戦っているともいえます。

そんな中で何とか知名度が上がってきて患者さんが増えてきているのは、うちのクリニックにあってほかの大手のクリニックにはないものがあるからです。

それを詳しく書く前にこれまでのうちのクリニックの治療内容の変遷について次回に触れてみたいと思います。

美容外科・美容皮膚科
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