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院長ブログ

若返り手術その14

脂肪注入したときの脂肪の残存率。

この手術の大きな要点の一つです。いったいどれくらい残るのか?という問題です。

それを知るうえで一番重要な問題は、注入された脂肪をどうやって計測するか、です。

脂肪注入というと方法論に目が行きがちですが、もし優れた注入方法があったとしてそれを証明するには、まず残存率が有意に上昇したことを示さなければいけません。

かつて、コンデン〇リッ〇といういかにも生着率がよさそうな方法を業者に勧められたことがあります(この方法で多数の学会発表もあります)が、具体的な生着率のアップがどれくらいかを尋ねても明確な答えがありませんでした。論文も紹介されませんでした。

びっくりするかもしれませんが、この方法でするとなんとなくいいかな、という程度の証拠しかありません。

なぜなら、今まで残存した脂肪を簡単に正確に計測する方法がなかったからです。

美容外科の患者さんにCT検査をしたり、大掛かりな検査をすることは不向きです。

そこで私はこの計測方法に3Dカメラを用いることで、正確な容量の変化を簡単に知ることができるのではないかと考えました。

その結果を今年の3月に論文発表しましたのでご興味のあるドクターは形成外科学会誌を参照してください。

これによって今までなんとなく感じていた注入脂肪の残存率や吸収過程が何か月続くのか、ということが正確にわかるようになりました。

この方法なら、残存率アップに大きく寄与するものは何かもわかるようになります。

医学としての美容外科を考えるうえで、こういった地味な研究結果でも非常に大きな1歩と考えています。

*最近の記事は、形成外科研修を修了して専門医習得後、美容外科を始めようとしている医師に向けて書いています。

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