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上眼瞼の手術その2

前回いきなり上眼瞼挙筋腱膜の話から始めてしまいましたが、なぜ上眼瞼挙筋腱膜が重要なのか。

しかも眼瞼下垂手術ならともかく なぜ美容外科における二重切開術でもこれが重要であるかを説明しないといけませんね。

美容外科の患者さんで上瞼の一番の関心ごとは「二重」です。

もっと言えば「二重の幅」、さらに正確に言うならば「見かけ上の二重の幅」です。

ここで「見かけ上の二重の幅」は二重の折り返しの位置だけで決まらない、ということを理解すると話がスムースです。

もう一つ理解が必要なことは、見かけ上の二重の幅は固定したものではない、ということです。

これは、目を大きく開けてみる 上目遣いにしてみる 下目遣いにしてみる 眠たそうにしてみる ということで二重の幅が自由に変えられる、ということで分かります。

目を大きく開けると二重の幅は狭くなります。わざと眠たそうに半開きにしてみると二重の幅は広くなりますよね。

また眉毛の位置を上げる(おでこにしわをつくる)と二重の幅が広くなります。

逆にこんなことで変わってしまう二重の幅を術後にお約束することは非常に難しいと思いませんか。

だから、巷で行われている切開二重はトラブルになりやすい、約束と違った二重幅になる、左右差が出る、という結果が起こりうるのです。

この不安定要素をできるだけ取り除き結果を安定させる、約束した幅を早い段階で実現させる、これが切開二重の大きな命題になります。

その一つとして、挙筋腱膜をしっかり同定しこの処理を適切に行うことで瞼の開瞼力(俗にいう目力)を一定にし二重幅の調整をしやすくする、ということが重要になるわけです。

一般の美容クリニックで、切開二重で苦労している先生方はとても多いと思います。そういったクリニックでは、二重のラインの皮膚を瞼板に癒着させて二重にする、ということを行っているところが多いと思います。

癒着などという神様でしかわからない現象を頼りに、しかも開瞼力が術後に落ちてしまう可能性がある瞼板癒着法は出来上がりが神様しかわからない、つまり何のお約束もできない手術になりかねない、と思うのです。

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