
たるんだ皮膚を糸で引き揚げる手術の代表がアプトス・ワプトスです。
アプトスはDr Sulamanidze によって開発され日本でも一時期ブームになりました。
これは医療用の糸(ポリプロピレン)に何箇所か「返し」とよばれるとげがあり、これを皮下に通すことによって皮膚をひきあげたり寄せ上げたりできる、というものです。

日本では一部のクリニックの「顔のたるみは切らずにアプトスで治療できる」といった情報によって
治療をうけられた患者さんも多いと思います。「アプトス」は糸の両端が固定されていないため、
手術のあとに糸があちこちに移動してしまって、皮膚をつきやぶったり、
皮膚の表面から透けて見えるようになったりするトラブルに見舞われることもありました。
最近ではその効果や適応に疑問をもつ医師が多く、患者さんの間でもやや下火になりつつあります。