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我々プロはここを見ている

今月末に美容外科学会があります。

以前からお知らせしているように、今回の学会は鼻の手術のビデオパネリストで演題発表を依頼されています。

もう一つ、鼻の一般演題の座長を仰せつかりました。

ほかの演者の発表の進行役ですが、発表全体のポイントをよりわかりやすくするためにコメントをすることもあります。

普段私がほかの演者の発表を聞くときに一番大事にしているポイントは、発表の中で使われる術前術後の写真の正確さです。

もう一つのポイントは術後の写真(結果)が術後どれぐらい経過したものか、という点です。

これが長ければ長いほど、その発表の価値は高いと判断します。

理由は・・・

短期的な結果も大事ですが、長期的な結果は美容外科という科の性格上我々がそれを得ることがとても難しい、という点が一つ。

もう一つは、数年経過することで手術の結果は微妙に変わってくるという点です。

この事実は患者さんにも容易に理解していただけると思うのですが、逆に我々美容外科医のほうが忘れがちです。

とかく手術の好きな美容外科医は手術方法のアイデアに走りがちになります。

それも重要でしょうが、その手術の長期的な結果はどうであったか、ということが十分に検討されていないアイデアは患者さんの利益にはならないということです。

結果のよし悪しではなく、検討した結果どうであったか、ということが重要だと考えます。

そういう発表は美容外科医、患者さん双方に利益をもたらします。

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